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日本スキー発祥100周年控える上越 原点知る品街にズラリ 官民挙げてPR盛ん

新潟日報 (2010年1月25日掲載)

日本スキー発祥100周年控える上越 原点知る品街にズラリ 官民挙げてPR盛ん

マティアス・ツダルスキーの遺品や写真などの展示コーナー=上越市大貫の日本スキー発祥記念館

 オーストリアのテオドール・フォン・レルヒ少佐がスキーを日本に伝えてから、来年で100周年。上越市では、同市が日本スキー発祥の地であることや少佐を多くの人に知ってもらおうと、官民でさまざまな取り組みが始まっている。

 

 同市の金谷山にある日本スキー発祥記念館では、オーストリアで一本杖(づえ)スキー術を考案したマティアス・ツダルスキーの遺品などを展示する企画展を2月28日まで開いている。当時の金具やスキー走法を解説した著書の複写、愛用していたアイゼンなどを展示している。


 ツダルスキーは同国のリリエンフェルト市に住んでいた。山岳地帯を滑降できるよう工夫を重ね、一本杖スキーを完成させた。ツダルスキーはレルヒ少佐にもスキーを教えており、これが縁で同市と上越市は1981年に姉妹都市提携を結んだ。


 市文化振興課は「レルヒにスキーを教えたツダルスキーは日本スキーの原点とも言える存在」と説明している。


 入館は一般300円、高校生以下100円。月曜休館。


 同市本町3の大島画廊は店頭で、1980年代後半に地元の小学校の授業でよく使われたスキーを飾っている。かかとが離れるタイプで子ども用。当時は「レルヒスキー」と呼ばれていた。現在はない市内のメーカーが作ったもので、いまでは貴重品だ。額に入れ、販売品のレルヒ像などとともに展示している。


 大嶋賢一常務は「市全体を盛り上げていきたい」と意気込む。


 陸上自衛隊高田駐屯地内にある郷土資料館では、レルヒが伝えた当時のスキーや、スキー発展に尽力した旧陸軍第13師団長、長岡外史の書などもあり、当時の歴史に触れることができる。
 同駐屯地広報班は「外史のことも良く知ってほしい」と話している。


 同館は平日に見学可能。申し込みは同駐屯地広報班、025(523)5117。


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