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ひな人形300体ずらり 岡谷の重文「旧林家住宅」

信濃毎日新聞 (2010年3月 3日掲載)

「旧林家住宅」の座敷に並んだひな人形

 岡谷市御倉町にある製糸家の旧宅「旧林家住宅」(重要文化財)で2日、ひな人形の展示が始まった。市内の製糸業関係者などからもらい受け、同住宅の蔵で保管している豪華な人形に加え、市民から募った人形も展示した。江戸時代以降に作られた計約300体が明治期に建てられた住宅の座敷にずらりと並んでいる。


 昨年までは市教育委員会がひな祭りに合わせて蔵の保管品を展示していた。今回は、市内の製糸業関係者らでつくるNPO法人「シルク文化協会」と市教委が協力。一般家庭で飾られずに眠っている人形もあるとみて、市民に出品を呼び掛けた。


 蔵で保管されてきたひな人形は、江戸時代に作られた「享保雛(びな)」など大型のものが目立つ。市民からは明治以降の人形が集まり、華やかな七段飾りなども並ぶ。同協会理事の会田進さん(63)は「ゆっくりと座って見てほしい」と話している。


 展示は14日までの午前9時~午後4時半。8日は休館。無料。6日午前10時からは先着100人にお茶を振る舞う。


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