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小千谷で「ひいな祭り」 武者絵、美人画など900枚

新潟日報 (2010年3月 8日掲載)

ひな人形と数百枚の絵紙が飾られた会場で瞽女(ごぜ)唄を聞くイベントも開かれた=7日、小千谷市平成の和順会館

 小千谷に伝わる絵紙(えがみ)と呼ばれる浮世絵をひな人形と一緒に飾り付ける「絵紙で彩るひいな祭り」が7日、小千谷市の平成商店街で始まった。市内の愛好者らのコレクションを集めた浮世絵展も市民学習センター「楽集館」(同市上ノ山)で初めて同時開催され、葛飾北斎の絵本や歌川貞秀の浮世絵を来場者がじっくり堪能していた。

 

 ひいな祭りは小千谷絵紙保存会が主催。商店街の各店舗のほか、主会場の照専寺内にある和順会館には武者絵や美人画など約900枚の鮮やかな絵紙が飾られている。


 絵紙は江戸末期から明治時代に、小千谷の織物商人が江戸土産として持ち帰ったとされる。地元ではひな人形と、何枚もつなぎ合わせた絵紙を飾る風習が伝わる。


 市が主催する楽集館の浮世絵展には、約50点が並ぶ。富士山の姿がさまざまな視点で描かれた北斎の「富岳百景 初編」や、両国の川開きの様子を描いた貞秀の「東部両国ばし夏景色」、月岡芳年の代表作「竪二枚継錦絵」、源平合戦の武者絵や美人画などの"お宝"だ。


 保存会の横山久一郎代表(67)は「楽集館には全国区の作品が出ている。特に芳年は刷りがいい。多くの人に見てもらいたい」と話した。


 ひいな祭りは14日、浮世絵展は4月4日まで。


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