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木曽の「とっておき」冊子に 小中学生の穴場も紹介

信濃毎日新聞 (2010年5月28日掲載)

木曽の「とっておき」冊子に 小中学生の穴場も紹介

木曽地域の観光資源300点を紹介した「木曽とっておき!コレクション」

 木曽地域広域観光振興プロジェクト会議が、地域内の山や川、観光名所からゆるキャラまで、さまざまな地域資源300点を紹介した冊子「木曽とっておき!コレクション」を作った。小中学生からも「とっておき」を募ったところ、大人が見過ごしがちな穴場も。「自分たちも詳しくは知らないユニークな応募があった」(事務局)という523点から、楽しみつつも悩んで絞り込んだ。


 同会議は旧楢川村(塩尻市)と旧山口村(岐阜県中津川市)を含めた木曽地域の観光関係者らでつくる。資源掘り起こしを目的に昨年3~6月、「木曽百選」候補を募集。「子どもたちに、地域に目を向けてほしい」と小中学校にも呼び掛けた。


 「寝覚の床」(上松町)「御岳ロープウェイ」(木曽町)などの著名な観光地が順当に挙がった。一方、募集の際に"知る人ぞ知る"資源の発掘を求めたため、子どもからは「タンク山」(大桑村)という応募も。水力発電のための貯水タンクが山の中腹にあるのを、子どもたちがそう呼んでいるらしく、これを見た大人たちは「そういえば、あるね」。木曽町福島のキャラクター「福ちゃん」も入った。


 冊子はA4判フルカラー、70ページ。300点を「山の恵み」「人々の営み(歴史)」など六つのキーワードで大別し、16ジャンルに整理した。それぞれ、たどりつくまでの時間などを基準に「難易度」を5段階で表した。「タンク山」など小中学生が挙げたものは題字と所在地を緑色で示してある。


 県の地域発元気づくり支援金を活用し、1万部作った。将来の観光振興を担う地域内の全小中学生約2500人などに配る予定。事務局の木曽広域連合地域振興課は「今後はこれら資源をどう活用するかに重点が移る。木曽地域の魅力発信や観光振興に役立てたい」。地域資源のさらなる掘り起こしを目指し、「とっておき」の募集は今後も続ける。問い合わせは同課(電話0264・23・1050)へ。


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