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結成30余年「本間社中」 島各地の民謡、丸ごと堪能を 20日に記念ショー 後継者育成、けいこに熱

新潟日報 (2010年6月 3日掲載)

結成30余年「本間社中」 島各地の民謡、丸ごと堪能を 20日に記念ショー 後継者育成、けいこに熱

チャリティー民謡ショーに向け、太鼓の指導をする本間久雄さん(左)=佐渡市畑野の畑野農村環境改善センター

 佐渡市の民謡団体「本間社中」は20日、市内で結成30周年を記念するチャリティー民謡ショーを開く。会主の本間久雄さん(73)=同市畑野=は「地域活性化のため、一人でも多くの人に民謡に親しんでもらいたい」と話し、今後も精力的に後継者育成に取り組む決意を新たにしている。

 

 本間社中は佐渡民謡の大家、故松本丈一さんが主宰した民謡団体「佐渡みどり会」の会員らで1978年に結成した。同会に所属していた本間さんが「民謡は観光客向けだけでなく、本来は先祖の霊を慰める盆踊りなどでやるもの。民謡に関心があれば誰にでもやってもらおう」と発案。同会の内部組織として本間社中をつくり、後継者育成や佐渡の芸能文化を守る活動を続けてきた。


 結成から30年だった2008年に記念イベントを開催しなかったため、ことし開くことにしたという。


 同社中は知名度の高い曲目だけでなく、島内各地の古民謡もカバー。本間さんは島内を巡って各地の民謡を聴き取り、次代に継承しやすいように譜面化も進めてきた。ショーでは、赤泊地区に伝わる古民謡「そうめんさん」、九州から伝わった「佐渡はんや節」などを披露する。


 このほど市内で行われた練習には、5歳から70代までの約40人が参加。佐渡おけさや相川音頭などを謡った。本間さんは自らばちを持ち、中学生らに太鼓の手本を見せたり、踊り手の立ち位置を指導したりした。


 笛を担当する畑野中3年の安達桃子さん(14)は「高い音を出すのが難しいけれど、きれいな音で聞いている人が安らげるようにしたい」と笑顔で話していた。


 民謡ショーは同市中原のアミューズメント佐渡で、午後1時開演。入場料は大人千円、小中学生500円。同社中の会員約50人のほか、秋田県の民謡団体「浅野梅若会」も出演する。収益金で太鼓と三味線を購入し、市教委に寄付する。


 問い合わせは本間さん、0259(66)3569。


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