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大町で若一王子神社奉祝祭始まる 70年ぶり登場のみこしも

信濃毎日新聞 (2010年7月25日掲載)

70年ぶりに担ぎ出され、中心市街地を巡行する八坂神社のみこし

 若一(にゃくいち)王子神社奉祝祭が24日、大町市中心街で始まり、同神社境内にある八坂神社の江戸時代のみこしが70年ぶりに担ぎ出され、市中を練り歩いた。


 黒と朱の漆塗りのみこしはきらびやかな新みこしと交代して長く社殿に置かれたままだった。久しぶりに日の目を見たこの日は、古式の白丁(はくちょう)装束の若手10人に担がれ、同市九日町のお旅所を出発。信濃大町駅前で稚児とその父母ら数百人と合流し、にぎやかに中心街を行進した。


 無病息災を願ってみこしの下をくぐる習俗も復活。休憩のたび、稚児や親子連れだけでなく、「懐かしい」と年配の住民もくぐった。60代の女性は「何かいいことがありますように」と笑顔を見せた。


 炎天下、約2キロの道中を担ぎ終えた若手の肩は赤紫色に。「体が地面にめり込むようだった」と、70年ぶりの重みを感じていた。


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