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飯伊と静岡県西部を結ぶ直行バス、運行スタート

信濃毎日新聞 (2010年8月 1日掲載)

飯伊と静岡県西部を結ぶ直行バス、運行スタート

阿智村昼神温泉郷に到着し、記念品を受け取る直行バスの乗客(左)

 静岡県西部(遠州)と飯田下伊那地方(南信州)を結ぶ直行バスの運行が31日始まった。飯田市や下伊那郡阿智村の昼神温泉郷を訪れる観光客の利用を見込んでおり、遠州鉄道(浜松市)が11月末まで運行する。愛知県東部(東三河)を含めた「三遠南信地域」の観光交流を深める取り組みとして期待がかかる。


 静岡県の磐田市から浜松市を経て同温泉郷に到着した第1便には19人が乗車。同温泉郷の観光振興などに取り組む阿智村出資の第三セクター「昼神温泉エリアサポート」の社員や旅館関係者ら約10人が出迎え、乗客一人一人に昼神温泉の源泉を詰めた化粧水「昼神温泉みすと」を手渡した。

 長女(26)と日帰りで同温泉郷を訪れた浜松市の会社員、野末一行さん(59)は「直行バスができて、気軽に来られるようになった。今度は1泊したい」と話していた。


 三セクの木下昭彦社長(57)は「マーケットを拡大する絶好のチャンス。これをどう生かすかが、わたしたちに求められている」と話していた。


 直行バスは、遠州鉄道が「遠鉄直行バス」の名称で土曜-火曜の週4日間運行。飯田市内ではJR飯田駅前に停車した後、同温泉郷へ向かう。同温泉郷には3時間余り停車、復路は同駅前に1時間半停車する。長期の宿泊も想定して往復利用の有効期間は10日間。往復料金は中学生以上5700円、小学生5200円、幼児千円。


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