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JR飯山駅ホームの鐘つき2年参り、最後に 新幹線駅への統合控え

信濃毎日新聞 (2013年12月18日掲載)

JR飯山駅ホームの鐘つき2年参り、最後に 新幹線駅への統合控え

飯山駅ホームにある七福の鐘。現駅は北陸新幹線飯山駅(奥)に統合される

 大みそかにJR飯山線飯山駅(飯山市)ホームで行われてきた恒例行事「七福の鐘つき2年参り」が今年で終了する。駅は2015年3月に開業する北陸新幹線飯山駅に統合される計画で、来年末までには取り壊し工事が始まる。ホームにある「七福の鐘」は移動させる。関係者は寂しさを感じつつ、「新幹線を活用した飯山の新時代を願う鐘つきに」と願いを込める。


 2年参りは同駅、飯山市、飯山商工会議所でつくる実行委員会が主催してきた。今年は、先着108人に市内の菓子店が特産化を目指す「バナナボート」を配る。また、きのこ汁を振る舞い、参加者に新年の願いを書いてもらう内山紙の短冊や投稿する箱も用意する。


 飯山商議所によると、七福の鐘は旧国鉄時代の1985(昭和60)年、「一駅一名物」構想の一つとして、「寺のまちにふさわしいものを」と、当時の飯山市商工会(現飯山商議所)が設置。名称は公募で決めた。高さ5メートルの鐘楼に直径64センチの鐘がつるされており、一度訪れると願いが一つかなうとされる。駅の統合後、鐘をどこに移動させるかは未定だ。


 設置当初は朝夕に駅員が安全運転を願って鐘を鳴らしていた。清水保彦駅長(58)によると、今も列車を待つ間に鐘をつく旅行者がいる。


 85年の大みそかには約1500人が2年参りに訪れ、500人分用意したおでんが30分でなくなったとの記録もある。96年から実行委が恒例行事として開き、昨年末は約400人ほどが鐘をついたという。当日、最初に鐘をつく予定の清水駅長は「新幹線の関連工事の無事や新幹線を活用した地域の発展を祈りたい」と話している。


 当夜は午後11時40分に清水駅長が鐘をついて2年参りが始まる。入場無料。


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