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温泉で試験養殖のフグ 飯田・南信濃で毎月29日に試食会

信濃毎日新聞 (2014年2月18日掲載)

温泉で試験養殖のフグ 飯田・南信濃で毎月29日に試食会

水槽の中で元気に泳ぐトラフグ=2012年3月、飯田市南信濃和田

 飯田市南信濃でトラフグを試験養殖している市南信濃振興公社は今月から、月1回のペースでフグの試食会を開く。養殖の採算性を見極め、本格的な飼育用水槽を導入するかどうかの検討材料にする。会場は同公社が運営する日帰り温泉施設「かぐらの湯」で、「フグ」の語呂に合わせて毎月29日に開く予定だ。


 トラフグの養殖を始めたのは2011年11月。栃木県の会社から稚魚約200匹の提供を受け、ビニールハウス内に据えた直径2メートルの水槽2基で育てている。水槽にはかぐらの湯の源泉(塩分濃度0・73%)を使用。海水より塩分濃度が低く、フグにストレスがかかりにくいという。現在約100匹を飼育しており、大きいフグは体長28センチ、重さ約700グラムという。


 試食会は12年4月からこれまでに6回ほど開いた。食べた人からは「海のフグと変わらない」との声もあり、山中で育ったフグをPRする場にもなっている。


 同公社によると、今ある水槽2基に入るのは計200匹程度。採算上は最低2千匹必要といい、試食会を通じて新たな水槽を導入するかどうか判断するとしている。


 2月の試食会は28日。14人の予約が入り、満員になった。かぐらの湯支配人の山崎徳蔵さん(64)は「養殖方法も分かってきた。多くの人に試食してもらい、養殖の参考にもしたい」と話している。試食会は1人4千円。問い合わせは同公社(電話0260・34・1131)へ。


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