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祭り・催し

祝いの木遣り、御柱8本決定 諏訪大社下社「本見立て」

信濃毎日新聞 (2014年5月29日掲載)

祝いの木遣り、御柱8本決定 諏訪大社下社「本見立て」

「秋宮一之御柱」が正式に決まり、巨木の前で祝いの木遣りが響いた。目の高さの幹回りは3・35メートルに達する=28日、下諏訪町の東俣国有林

 2016年の諏訪大社御柱祭に向け、諏訪郡下諏訪町の諏訪大社下社に建てる御用材を正式に決める「本見立て」が28日、町郊外の東俣国有林であった。大社の神職や下諏訪町、諏訪市、岡谷市の大総代や氏子ら約800人が参加。初夏の光が差し込む森に分け入り、昨年5月に仮見立てをしたモミの巨木計8本を御用材に決定した。


 参加者は、国有林入り口にある東俣の斧立(よきたて)社に参拝した後の午前8時半、標高1600メートル余の霧ケ峰・八島ケ原湿原近くの駐車場に集合。あいさつした北島和孝宮司(55)は「けがをせず山を下ることが一番」とした上で、氏子らに「祭りを守り続けるために何をすればいいか考え続けてほしい」と呼び掛けた。


 急斜面の国有林に踏み入った参加者は、仮見立てから1年を経た候補木を1本ずつ見定めた。北島宮司が「この候補木を春宮一の御柱に決定してよろしいでしょうか」などと諮り、氏子らは声をそろえて「異議なし」。幹に「春宮一之御柱」などと書かれた目印の木札を巻き付けると、祝いの木遣(や)りが響いた。


 8本の巨木は2年後の御柱祭で、下社春宮と秋宮に4本ずつ建てられる。最も太い「秋宮一」は、目通り(目の高さ)の周囲が3・35メートル。大総代会議長の河西正裕さん(69)=諏訪市湯の脇=は「太くて立派な木がそろった。ここ40年で一番いいと思う。本番が楽しみ」と話した。


 下社の御用材は15年5月ごろに伐採。上社は今年9月ごろ、上伊那郡辰野町の国有林で仮見立てをし、15年に本見立て、16年の祭り直前に伐採する。


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